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作成者:

EricBobrow

作成日:

2007-01-03

ArchiCADバージョン

• Archicad 10

プラットフォーム:

• Mac OS X
• Windows

対象:

• 新規ユーザー
• 一般ユーザー
• 上級ユーザー

参照:

• [tracking number]

ArchiCAD 10のソリッド編集

オリジナル本http://www.aecbytes.com/tipsandtricks/2006/issue10-archicad.html , Eric Bobrow Principal著 Bobrow コンサルティン ググループ

ArchiCADのソリッド編集は、壁、ドア、窓、屋根などの伝統的な建築物の構造に最適化されたビルディングインフォメーションモデリング(BIM)プログラムで、複雑な形態および形状を形成してモデルを作成する強力なツールであり、これがないとその作業は非常に骨の折れるものになるでしょう。

form•Zや3DStudioのようなプログラムにおけるブール演算と同じように、ArchiCADのソリッド編集パレットでは、下に示すように、ユーザーが1つの要素を他の要素から減算したり、交差させたり、形同士を加算したりできます。

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他のオプションには、[上方向へ減算]があります。これは、壁を削っている屋根とか、敷地地形図に穴を開けているスラブなどがあるときに、オペレータ要素が取り除くべき上部の全体を実際に取り囲む必要なしに、1つの要素を他の要素の上面から切り取る操作です。

ソリッド編集は両方の要素がプロジェクトの対象として存在する限り有効です。つまり、意匠設計の改良または変更に応じて切り取りあるいは結合が簡単に修正でき、すぐに更新できるということです。操作を組み合わせることで、他ではできない複雑な形を非常に簡単に作成できます。

ソリッド編集の基本的な一例として、壁から溝を取り除きます。ユーザーは、スラブやオブジェクトのような便利なツールから切り取り要素を作成します。その切り取り要素をここでは、[オペレータ]と呼び、切り取り対象の壁を[ターゲット]と呼びます。この場合の操作は[減算]です。その働きを見てみましょう。

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上の図では既に、壁と、切り取りをおこなうオブジェクト(この場合は、細長く引き伸ばした「立方体」です)が描かれて適所に位置しており、[デザイン]→[ソリッド編集]コマンドを使用して、ソリッド編集パレットを開きます。壁は矢印ツールを使って選択されていて、ユーザーが[ターゲット要素を取得]ボタンをクリックしたので保管されている4つのターゲット要素が示されています。Escキーで壁は非選択になり、そこで立方体が選択されます。この時に[オペレーター要素を取得]ボタンをクリックします。ポップアップメニューから[減算]操作が選択され、実行ボタンをクリックするとソリッド編集操作の完了です。

はじめは、何も表示されません。立方体が壁の溝の視界を遮っているので、要素には何の変化もないように見えます。結果を見るため、それらのオブジェクトがあるレイヤーを隠してもよいでしょう。[ドキュメント]→[レイヤー]コマンド(Ctrl-L 、Macでは Cmd-L)を使って手動でそのレイヤーを隠せます。または、単純にレイヤーを選び出して、右クリックし、ポップアップのコンテキストメニューから、[レイヤー]→[レイヤーを隠す]を選択しても隠せます。これで溝がはっきりと見えました。溝には対照的な色が付いているのが見えるでしょう、これはオプション設定で[ターゲットの新規表面]を[オペレーターの属性継承]に設定したからです。

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注:ソリッド編集は、オペレーターがプロジェクト内にあるときに限り維持されますので、減算の結果を見るためにオペレーター要素を削除しないでください。もし、切り取り用のオブジェクトを削除すると、輪郭が消えてしまいます。代わりにレイヤーを隠してください。切り取り用のレイヤーをワイヤフレーム内で見えるようにするレイヤーを作る便利なオプションがあります。これは、そのレイヤー用の[ソリッド/ワイヤフレーム]アイコンをクリックして、[レイヤー]パレットを使って行います。

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すると、そのレイヤーが(そのレイヤーにある他のすべてのもの同様) 3Dビューのワイヤフレームで見えるようになって、ソリッド編集の結果を見ることができ、かつ、オブジェクトを選んで編集することも依然として可能です。例えば下の図は、輪郭のところにあるオブジェクトを、双方向ペットパレットと座標情報を使って上下に引き伸ばしているところですが、同時に、輪郭(ArchiCADのソリッド編集操作により作成・保持されている)の幅が広がります。

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切り取りオブジェクトは実際は非常に複雑である可能性があります。モデル断面は簡単に使用できますし、グリッドやその他の複雑なオブジェクトにさえ、すばやくモデリングに細部を加えることができます。立面図および断面図には、ソリッド編集操作の効果が見事に示されます。

もう1つの簡単な例は、1つまたは2つ以上の屋根に削られる壁です。この場合は、壁が[ターゲット]要素、屋根が[オペレーター]要素、操作は[上方向へ減算]です。出来上がったものは、[屋根の切り取り]コマンドに似ていますが、動性を残しています。屋根の高さや勾配を変えると(下の図にあるように、ArchiCADの双方向ペットパレットと座標情報を使って調節すると)、壁が即座に修正されます。

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切り取りオブジェクトは実際は非常に複雑である可能性があります。モデル断面は簡単に使用できますし、グリッドやその他の複雑なオブジェクトにさえ、すばやくモデリングに細部を加えることができます。立面図および断面図には、ソリッド編集操作の効果が見事に示されます。

もう1つの簡単な例は、1つまたは2つ以上の屋根に削られる壁です。この場合は、壁が[ターゲット]要素、屋根が[オペレーター]要素、操作は[上方向へ減算]です。出来上がったものは、[屋根の切り取り]コマンドに似ていますが、動性を残しています。屋根の高さや勾配を変えると(下の図にあるように、ArchiCADの双方向ペットパレットと座標情報を使って調節すると)、壁が即座に修正されます。

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ArchiCADの敷地地形図は、メッシュツールを使って簡単に表現できます。次の例では、そのメッシュが[ターゲット]となり、いくつかの床スラブが[オペレータ]要素の役目をして[上方向へ減算]の操作をしています。建物の立面図または建物が占有するスペースが変われば、敷地のメッシュ範囲が更新され、3Dビュー、断面図ともにきれいに同調して変更されます。

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敷地地形図に続く道路や小道の作成も、ソリッド編集の手順の単純な組み合わせでできます。まず、基本のスラブセットを使って小道の境界を限定し、広がった傾斜の上を走るようにします。小道のレイアウトには、任意で、線、多重線、円弧、継ぎ線、塗りつぶし、その他の2D作図要素も使えます;それからその輪郭をマジックワンドツールで自動的になぞってしてスラブを多角形にします。スラブは平らなので、下の図のように傾斜の上方に突き出てしまいます。

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次に、そのスラブを[ターゲット]要素として選び、メッシュを[オペレーター]要素とし、ソリッド編集操作としては、[交差]を使います。3Dのメッシュと交差する範囲でのみ、その姿を現しますが、スラブがメッシュに埋め込まれたのが分かるはずです。

しかし、メッシュがまだ同じスペースを共有しています、ArchiCADが両方の要素を表示しようとするため、表面の表示が奇妙な感じです。これをきれいにするために、2番目のソリッド編集を実行します。今度は、メッシュが[ターゲット]、小道のスラブが[オペレータ]、操作は[減算]です。このソリッド編集を実行した後には、このように3Dでの美しい仕上がりとともに、断面図でもきれいに反映されます。

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ArchiCADのソリッド編集は簡単な使用法にもかかわらず、複雑な形状を作成して、確実に処理する強力な手法です。基本の考え方が習得しやすく、しかも、その用途はデザイン想像力の赴くままに広がります。

謝辞

社員、社員の建築家達に感謝します。ArchvistaのThomas Simmons氏Drucker residence modelでお世話になりました;CadimageのCampbell Yule氏、2つのソリッド編集操作での敷地に続く小道の作成でお世話になりました。

著者について

ArchiCAD販売会社、Bobrow コンサルティンググループBCG)の代表、Eric Bobrow氏は、1989年から、ArchiCADを使って建築家の指導をしています。Graphisoft社のプラチナ付加価値販売会社であるBCGは、カリフォルニアのロスアンジェルスとサンラファエルに本拠を置き、1997年から毎年、米国のトップ販売会社のトップ5にランクされています。Eric Bobrow氏への連絡はこちらへどうぞ: eric@bobrow.com

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カテゴリ3Dモデリング

ArchiCAD 10のソリッド編集 (最終更新日時 2009-06-01 02:42:24 更新者 KazuoHamaji)