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作成者:

KaticaAvvakumovits

作成日:

2007-05-30

ArchiCADバージョン

• ArchiCAD 11
• ArchiCAD 10
• ArchiCAD 9

プラットフォーム:

• Mac OS X
• Windows

対象:

• 標準ユーザー
• 上級ユーザー

参照番号:

• [tracking number]

壁とスラブの包絡

壁とスラブの包絡は様々なプロジェクトに見られる一般的な包絡タイプです。この記事では、このタイプの包絡のモデリング方法について説明します(壁とスラブのモデリング方法の主な方法については別の記事で取り上げます)。

関連する壁とスラブのモデル作成方法をご覧下さい。

複数フロアの壁とスラブ

以下の絵では、4つの方法が示されています。

Wall-SlabIntersections-01.png

両側に、スラブが切り取っている複数フロア壁があります。全ての場合で、スラブのボディはソリッド編集を使用して壁のボディから減算されています。

ソリッド編集についてはArchiCADヘルプを参照して下さい。

2つの上部スラブは、壁の外面まで壁のボディを切り取っています。

2つの下部スラブは、壁のボディを切り取っていますが、断熱材の厚みがあるので壁の外面までは到達していません。

以下の絵では、上記の壁の断面が表示されています。

Wall-SlabIntersections-02.png

2つの右側のスラブの場合、梁を使って断熱材をモデリングしています。右下の包絡部では、梁とスラブは包絡していません。上部では、梁とスラブは包絡しています(スラブは壁の外面まで到達しています)。梁は常に3Dでスラブを切り取るので問題とはなりません。また、梁の優先度を壁の優先度よりも高い値に設定しているので、梁は壁も切り取ります。この方法により梁のソリッド編集を行う必要がありません。

2つの左側のスラブの場合、3Dで梁をモデリングしていません(断面/立面では2D要素を使用して作図します)。

この場合、スラブは壁を正しく切り取っています。右側のスラブは断熱材をモデリングするのに梁を使用しており、断面表示も正しい結果となっています。左側のスラブは、断面図で正しく断熱材を表示するために線と塗りつぶしを追加します。

注記: スラブは、スラブ構造のみ、あるいは床構造全体(この場合、仕上げの表現には複合構造を利用)を表現する事ができます。どちらの場合でも、正しい2D表現を作成するには追加の線/塗りつぶしが必要となります。これには、標準のパッチオブジェクトを作成して保存すれば、再利用することができます。

単一フロアの壁とスラブ

次の絵は、複数フロア壁の代わりに単一フロア壁が使用されています。

Wall-SlabIntersections-03.png

それぞれの壁は切り取っているスラブの上面までの高さです。スラブおよび梁は前の例と同じようにモデリングされています。この場合、結果は同じです。ただし、この方法では壁は正しいフロアでリストすることができます(前の例では複数フロア壁全体が配置フロアでリストされます)。 別のモデリング方法は、壁をスラブの下面までの高さとします。この場合、ソリッド編集をで壁からスラブを切り取る必要がありません。ただし、スラブが壁の外面まで到達しない場合、断熱材は梁を使用してモデリングします。

傾斜壁とスラブ

傾斜壁とスラブの包絡で考慮しなければならないのは、スラブの辺は常に垂直で、正しくモデリングするには別の要素を利用する必要があるという点です。

スラブの辺が壁の面の内側にある場合を考えてみます。

Wall-SlabIntersections-04.png

この場合、スラブのボディが壁のボティと包絡するようにスラブを作成し、壁をオペレータとしてソリッド編集で減算を行います。結果は上の絵のようになります。

スラブをより正確にモデリングする場合を考えてみます。例えば、スラブの下部が壁の内側の面に触れているとします。以下の事を行って下さい:

1. フロアの高さの値がスラブの下面の元となっているフロアに移動します。

Wall-SlabIntersections-06.png

2. [平面図の切断面]ダイアログボックスで、[現在のフロアからの切断面高さ]値をスラブの下部の高さと同じに設定します。

Wall-SlabIntersections-07.png

平面図の切断面についてはArchiCADヘルプを参照して下さい。

3. 傾斜壁の[平面図表示]フィールドが[投影線]、[投影線と上部線]、[切断面のみ]になっていることを確認して下さい。これにより、壁の切断面の2D表示が[平面の切断面]値に応じて正しい位置に配置されます。

Wall-SlabIntersections-08.png

詳細はArchiCADへルプをご覧ください。

4. スラブのペットパレットで[辺のオフセット]を使用して、スラブの辺を傾斜壁の内側に調整します。

Wall-SlabIntersections-09.png

5. [平面の切断面]を前の設定に戻します。

Wall-SlabIntersections-10.png

以上の手順を行っても、スラブから壁を削減する必要はありますが、辺にはスラブと壁の間の正しい交差が表示されます。

スラブの辺を傾斜させ、傾斜部分に断熱材を配置してモデルを作成する場合、以下の手順を行います:

1. Using the Slanted Wall Tool, create the insulation at the correct height. In Section you can then easily move it into its correct position.

Wall-SlabIntersections-11.png

See Create a Slanted or Double-Slanted Wall in ArchiCAD Help

2. Create the Slab. The body of the Slab should extend to anywhere beyond the inner side of the insulation Wall piece. It may be advisable to align it with the outer or inner bottom of the insulation piece. As you can see below, the bodies now intersect.

Wall-SlabIntersections-12.png

3. Using SEO, subtract the insulation piece from the Slab. The performed operation should be Subtraction with Upward Extrusion, because if the upper side of the Slab hangs out of the insulation, that extra portion will not be removed if you use a simple Subtract command.

Wall-SlabIntersections-13.png

See Solid Element Operations in ArchiCAD Help.

4. Now, again using SEO, subtract the insulation piece and the Slab (both will be operators) from the Wall. With this step, the intersection is now modeled correctly.

Wall-SlabIntersections-14.png

You may want to create the intersection in such a way that the Slab cuts into the Wall parallel to its Slanted outer surface, but no insulation piece is shown in the model.

To achieve this:

1. Using the Slanted Wall Tool, create the insulation at the correct height. In Section you can then easily move it into its correct position.

Wall-SlabIntersections-11.png

2. Create the Slab. In this case, the Slab should extend to the bottom of the inner side of the insulation.

Wall-SlabIntersections-12.png

3. Using SEO, subtract the insulation piece from the Slab using the Subtraction with Upward Extrusion operation.

Wall-SlabIntersections-13.png

4. Select the insulation piece and move it to a hidden layer, since we do not want to see it; we just needed it to cut the edge of the Slab to the correct shape.

Wall-SlabIntersections-15.png

5. Using SEO, subtract the Slab from the Wall.

Wall-SlabIntersections-16.png

Notes: Another option for the Slab is to make it using a Roof with a 0 degree slope. The advantage of this is that the slopes of the edges of the Roof can be easily set to a non-vertical value.

See Set Custom Roof Edge Angle in ArchiCAD Help.

This way you would not need to cut the Slab with the insulation piece. The disadvantage would be that the Slab piece would not be listed in schedules as a Slab, but as a Roof.

The slanted insulation pieces could also be modeled using the Roof Tool. However, for this particular task, the Slanted Wall Tool may prove more appropriate.


カテゴリ3Dモデリング

技術情報/壁とスラブの包絡 (最終更新日時 2009-04-23 00:58:01 更新者 KazuoHamaji)