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作成者s:

AndorSzoke

作成日:

2009-02-26

ArchiCADバージョン

• ArchiCAD 13
• ArchiCAD 12
• ArchiCAD 11
• ArchiCAD 10

プラットフォーム:

• Mac OS X
• Windows

対象:

• 新規ユーザー
• 標準ユーザー
• 上級ユーザー
• CADマネージャー

参照:

• [tracking number]

大きなファイルで作業する際に(ArchiCADで3Dを見る、大きなモデルをレンダリングする、大きなチームワークファイルに送受信する、その他メモリを使用する操作を行なう)、ArchiCADがクラッシュしたり、メモリ不足の警告が表示されたり、空白の画像がレンダリングされる場合、メモリ使用量を確認して、ファイルをより効率的にしてメモリ使用量を少なくすることができます。

基本

WindowsやMacintosh OSでは、アプリケーションがアドレスできるメモリ量には制限があります。「アドレスできるメモリ」という言葉は、アプリケーションが使用できる「バーチャルメモリ」の最大サイズのことを実際には表しています。アプリケーションの「バーチャルメモリ」は、1つのアプリケーションに割り当てられた「物理メモリ」と「ページングファイルデータ」の合計です。複数のアプリケーションとシステムで同時に物理メモリを効率的に使用するために、アプリケーションですぐに必要とされないデータの一部がハードドライブ上の「ページングファイル」に保存されます。

MemoryUsage.png

図では、プリケーションに割り当てられたバーチャルメモリが2つの部分からなっています:物理メモリ上のデータとページングファイル上のデータです。物理メモリ上に一時的に保存されるバーチャルメモリの一部は分単位で変化します。単にアプリケーションがバーチャルメモリを必要としたり開放したりするためではなく、常にシステムがページングファイルと物理メモリの一部の間でデータを変換しているからです。

アプリケーションの「バーチャルメモリ」の最大値はOSによります。ArchiCADのような32ビットアプリケーションは、Windows 32ビットシステムでは「2 GB」、Windows 64ビットシステムは最新のMacでは「4 GB」です。Windows XPおよびVistaの32ビット版では、3 GBまで拡張可能です。ArchiCAD 13 Windows版とWindows 64ビット版では、アドレス可能なバーチャルメモリーはArchiCADインスタンスごとに8 TBまで増加します。 詳細はこの記事の最後の部分をご覧ください。

Windowsでバーチャルメモリー使用量を確認する

Windowsシステムでアプリケーション(つまりArchiCAD)が使用しているバーチャルメモリー量を確認するには、Sysinternals提供のProcess Explorerアプリケーションを使用します:

http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896653.aspx

標準で搭載されているWindowsタスクマネージャーはこの目的には使用できません。そこでバーチャルメモリー使用と呼ばれているものは正しくないからです。Process Explorerをダウンロードして、以下のスクリーンキャプチャにある列を表示してください:

Sysinternals.png

Process Explorerで使用されているVirtual Sizeという用語がバーチャルメモリーの事です。ここでOSによって制限されている量にどれほど近いか確認します。

ちなみに、Working Set列が、特定のアプリケーションに使用されている物理メモリを指しています。

Macintoshでバーチャルメモリー使用量を確認する

Macintoshシステムでアプリケーション(つまりArchiCAD)が使用しているバーチャルメモリー量を確認するには、[アプリケーション>ユーティリティ]フォルダーにある[アクティビティモニタ]アプリケーションを使用します。起動後、[システムメモリ]タブを選択します:

ActivityMonitor.png

アクティビティモニタで使用されている仮想メモリという用語がバーチャルメモリーの事です。これは正しい考え方です。ここでOSによって制限されている量にどれほど近いか確認します。制限が4 GBの場合、バーチャルメモリー使用量が例えば3.8 GBまで近づくとArchiCADの作業が正しく完了しなくなります。つまり最後の操作でArchiCADに割り当てようとしたバーチャルメモリーのブロックが使用できる最大のバーチャルメモリーブロックを超えたと言うことになります。

ちなみに、RSIZE列が、特定のアプリケーションに使用されている物理メモリを指しています。

バーチャルメモリーが不足している場合に行なえること

1. [作業環境>詳細再描画オプション]で[メモリ使用]スライダーを低くします。ArchiCADの一部の機能が遅くなりますが、メモリの使用量が低くなります。特定の機能にしか影響がないため、症状が改善されない場合もあります。

2. 32ビットOSを使用している場合、64ビット版の使用を検討してください。ArchiCAD 13では、Windows 64ビット版を使用することでArchiCADがアドレス可能なバーチャルメモリーが8 TBまで増えます。

3. 64ビットOSの購入が不可能な場合、32ビットシステムでもアプリケーションが使用するバーチャルメモリーを増やすことはできます。:

4. モデルファイルとドキュメントファイルを別々にして、メモリ使用量を低くします。

技術情報/バーチャルメモリ使用の確認 (最終更新日時 2010-11-25 02:16:27 更新者 KazuoHamaji)