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作成者:

LaszloNagy

作成日:

2004-03-19

ArchiCADバージョン:

• ArchiCAD 9
• ArchiCAD 8.1
• ArchiCAD 7.0

プラットフォーム:

• Mac OS X
• Windows

対象:

• 標準ユーザー
• CADマネージャー

参照:

• [tracking number]

データが失われた際に、ArchiCADの自動保存機能が自動保存ドキュメントを開くように指示しない場合、以下の事が考えられます。:

  1. 自動保存が[オプション]→[プロジェクト設定]→[データ保護]で[オフ]になっている。
  2. 保存操作後(CTRL+S/CMD+S)、自動保存が実行されるのに必要な手順数の操作をしていないか、時間が経過していない。保存後にプログラムが自動保存フォルダを空白にするからです。
  3. クラッシュ後に起動したArchiCADのバージョンがクラッシュ時に使用していたバージョンと違う。例えば、バージョン7.0を使用していて、8.1を起動した、など。
  4. 停電などのクラッシュ時に複数のArchiCADが起動していた。現在、ArchiCADは1つの自動保存しか復元できず、他のものは失われてしまいます。今後のバージョンで修正される予定です。

ArchiCADが起動しても自動保存ファイルを開くよう指示されない場合、このデータを復元することはできません。自動保存データを開かないと選択した場合、ArchiCADが自動保存フォルダのファイルを削除してしまうからです。ただし、別の方法でクラッシュ直後にデータを保存する方法があります。

技術背景

通常、自動保存フォルダには5つのタイプのファイルがあります。:

  1. 最初は、「@Global.T」という名前のものです。このファイルには自動保存されたArchiCADプロジェクトの平面図データが含まれます。
  2. 2番目は、Windowsでは「ArchiCAD.TMP」、Mac OS Xでは「ArchiCAD.Temp」というファイルです。これには、生成された3Dモデルが含まれます。3Dモデルはいつでも再生成でき、立断面図や詳細図ウィンドウのように追加の図面情報は持っていないので、このファイルは不要です。
  3. 3番目は、「@Sg_-1_15000.T」、「@Sg_-1_15001.T」、「@Sg_-1_15002.T」というようなファイルです。このファイルは立断面図ウィンドウの状態が含まれています。立断面図ウィンドウに作成された追加の図面情報が含まれています。ArchiCADプロジェクトの作成後、必要な手順数か時間が経過していれば生成されます。
  4. 4番目は、「@Sg_0_2.T」、「@Sg_0_3.T」、「@Sg_0_4.T」というようなファイルです。追加で作成された図面情報など詳細図ウィンドウの状態が含まれています。立断面図と同様に作成されます。
  5. 5番目は、「@Lock.T」というファイルです。ArchiCADが内部的に使用しているので、特に必要はありません。

クラッシュ後にデータを復帰する方法

  1. クラッシュ後にArchiCADを起動する前に、自動保存フォルダの中身を別のフォルダにコピーします。注記: コンピューター上で複数のArchiCADを起動していた場合、それぞれ個別の自動保存フォルダを作成します。このフォルダは、[C:\Documents and Settings\{ユーザー名}\Graphisoft\] (Windows)あるいは[System:users:Library:Application Support:Graphisoft] (Mac)に保存されています。その名前は、作成された順に[ArchiCAD AutoSave Folder]、[ArchiCAD AutoSave Folder-1]、[ArchiCAD AutoSave Folder-2]といようになります。

自動保存フォルダがどのArchiCADのものか調べるには、次のことを行います: 他の開いているArchiCADで保存します。結果として、保存したArchiCADに属する自動保存フォルダから「@Global.T」ファイルが削除されます。「@Global.T」ファイルがまだあるフォルダがクラッシュしたArchiCADの自動保存フォルダです。この後、どのフォルダにも「@Global.T」ファイルがない場合、自動保存データは壊れており復帰できません。

別の方法として、他のArchiCADを全て終了すると、終了後に自動保存フォルダが削除されるので、残ったものが必要なものです。

  1. コピーしたフォルダで、「@Global.T」ファイルの名前を「@Global.pln」に変更します。
  2. クラッシュしたArchiCADを起動します。
  3. プログラムから自動保存データを開くよう指示された場合、その通りにしファイルの作業を継続します。すぐに保存して下さい(また、すぐにバックアップも作成して下さい)。
  4. プログラムから自動保存データを開くよう指示されない場合、新規プロジェクトを作成します。
  5. 「@Global.pln」ファイルを開きます。
  6. 全ての「@Sg_-1_15xxx.T」および「@Sg_0_xx.T」ファイルを元の自動保存フォルダにコピーします。この作業を行わないと、情報が欠落し、各ウィンドウで作成して追加の情報が失われます。
  7. 全ての立断面図および詳細図を再生成します。これで、ArchiCADは自動保存された立断面図および詳細図データを取得します。
  8. プロジェクトを保存します。

注記:


技術情報/クラッシュ後に自動保存ファイルがない (最終更新日時 2008-10-22 06:26:39 更新者 KazuoHamaji)