ArchiCAD 14用推奨ビデオカード
目次
ArchiCAD 14の改良点
OpenGLでの影投影により、3Dウィンドウのレンダリングのような品質のモデルをリアルタイムで表示が可能になりました。
ArchiCAD 14の一般的なビデオカード条件
- PC: ハードウェアアクセラレーション機能を最大利用するには、Open GLおよびDirectX 9対応グラフィックカード、256 MB以上のオンボードビデオメモリ推奨
- Mac: ハードウェアアクセラレーション機能を最大利用するには、Open GL対応グラフィックカード、256 MB以上のオンボードビデオメモリ推奨
推奨されないビデオカードシリーズ
以下のローエンドビデオカードは推奨しません:
- NVidia Quadro NVSシリーズ (FXシリーズとは異なります)
- ATI FireMVシリーズ (FireGLシリーズとは異なります)
- Intelオンボード (マザーボード一体型) ビデオチップ
「プロフェッショナル」と「ゲーム」ビデオカード
グラフィックカードメーカーは、一般的に「ゲーム用」と「プロフェッショナル用」で異なる製品を用意しています。どちらのカードでもハードウェアセットアップは非常に似ていますが、ファームウェアやドライバに重要な違いがあります。「ゲーム用」カード(Nvidia GeForceやATI Radeonなど)は3Dゲーム用に最適化されており、画像品質よりも速度に重点が置かれています。一般的に、ゲーム内の3Dモデルは低ポリゴン数で、テクスチャが使用されています。CADでは、ポリゴン数が多くなり、ワイヤーフレームやシェードモデルの静止画像の品質が、ナビゲーション速度よりも重要になります。また、プロフェッショナルカードのメモリ使用は複数アプリケーションウィンドウ用に最適化されていますが、ゲーム用にはあまり必要とされません。2つの製品のもうひとつの違いは、その生産方法とサポート体制です。プロフェッショナルカード(Nvidia QuadroやATI FireGLなど)はビデオチップメーカーの仕様にそって生産されており、ビデオチップメーカー(つまりNvidiaやATI)が提供するドライバをお持ちのカードに問題なく使用できます。ゲームカードメーカー(ASUS, Sapphire, Gigabyte, PNYなど)はチップメーカーの仕様範囲外であることがあり、ドライバーがチップメーカーの推奨ドライバに対応していない場合があります。また、製品ライフサイクルやドライバリリースサイクルが、ゲームカードよりも短期間です。
グラフィソフト社はNvidiaやAMDと協力し、Nvidia Quadro FXおよびATI FireGLシリーズのビデオカードドライバを検証および認定しました。この製品ラインはグラフィソフト社によりArchiCAD 12用として推奨されています。
ビデオカードドライバーのインストール(Windows)
ビデオカードは、ハードウェアベンダー提供のドライバー(システム標準ではなく)が正しくインストールされてのみ正常に機能します。以前のインストールの残りが、最新のドライバインストールと干渉する場合もあります。以下にリストされたドライバーで表示の問題が発生した場合、ドライバーを再度「クリーンインストール」して下さい。「クリーンインストール」とは、全ての以前のドライバーファイルを削除してから、新しいドライバーをインストールすることです。残念ながら、単なるアンインストールではドライバーの全てのコンポーネントが正しく削除されない場合があります。このためのツールもあります(ATIのcat uninstallerや、サードパーティーツールの driver cleanerやdriver cleaner pro 1.5など)。
ラップトップ用ビデオカード(Windows)
大抵の場合、ラップトップ用のビデオカードドライバーはラップトップメーカーから提供されており、グラフィックカードベンダー提供のドライバ(純正ドライバー)はラップトップにはインストールできません。このため、ラップトップビデオカードを検証することは実際には不可能です。ラップトップで表示問題が発生し、メーカーからドライバー更新が提供されていない場合、お客様の責任範囲内でデスクトップドライバーをラップトップ用に使用してみてください。ただし、これはラップトップメーカーからは推奨されていません。mod tool for ATI cards nvidia laptop drivers
推奨ラップトップ用ビデオカード(Windows)
上記記述の理由により、ラッブトップ用に特定のカードとドライバーの組み合わせを推奨する事ができません。ただし、Nvidia Quadroなどハイエンドラップトップ用のプロフェッショナルビデオカードも入手可能で、デスクトップ版と同等に高機能です。また、ほとんどの標準Nvidiaカードで非常に良い結果、AMD/ATIカードでは比較的悪い結果、Intelオンボードグラフィックカードでは非常に悪い結果が報告されています。オンボードグラフィックカードは使用しないで下さい。
Mac用ビデオカードドライバー
Macはデフォルトのビデオカードが付属しており(一部のシリーズでは選択肢があります)、ドライバーはシステムアップデートの一部なので、特定のカードやドライバーを推奨できません。Mac OSXのグラフィックエンジンであるQuartzは、アプリケーションが直接ビデオカード機能にアクセスすることを許可しておらず、アプリケーション特定の表示問題が起こる可能性が低くなっています。Macには他社製ドライバーはなく、QuartzグラフィックエンジンそのものがOpenGLベースのため、OSに搭載されているApple社製ドライバーはOpenGL互換性に関して徹底的に検査されています。これは、何百のビデオカードと様々なドライバーが入手可能なPCプラットフォームと大きく異なる点で、そのほとんどはCADやOpenGLではなくゲームやDirectXに最適化されています。現在のMac全てに搭載されているビデオカードはArchiCADに対応しています。
検証結果 - Windows XP (32ビット)
Nvidia Quadro FXカード
以下のビデオカードは、Windows XP (32ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
FX 580 |
ミドルレンジ |
512 |
6.14.11.9759 |
合格 |
FX 1700 |
ミドルレンジ |
512 |
6.14.11.9759 |
合格 |
FX 1800 |
ハイエンド |
768 |
6.14.11.9759 |
合格 |
FX 3700 |
ミドルレンジ |
512 |
6.14.11.9759 |
合格 |
FX 3800 |
ハイエンド |
1024 |
6.14.11.9759 |
合格 |
FX 4600 |
ハイエンド |
768 |
6.14.11.9759 |
合格 |
FX 4800 |
ハイエンド |
1536 |
6.14.11.9759 |
合格 |
Nvidia Quadroカード (Fermiシリーズ)
以下のビデオカードは、Windows XP (32ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
600 |
ハイエンド |
1024 |
6.14.12.5957 |
合格 |
2000 |
ハイエンド |
1024 |
6.14.12.5957 |
合格 |
4000 |
ハイエンド |
2048 |
6.14.12.5957 |
合格 |
5000 |
ハイエンド |
2560 |
6.14.12.5957 |
合格 |
ATI FireGLカード
以下のビデオカードは、Windows XP (32ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
V 3600 |
ミドルレンジ |
256 |
8.723.0 |
合格 |
V 5600 |
ミドルレンジ |
512 |
8.723.0 |
合格 |
ゲーム用カード
一部のゲーム用ビデオカードを、Windows XP (32ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
Asus Geforce 8600 GT |
ハイエンド |
512 |
6.14.11.9745 |
合格 |
Asus Geforce 8800 GT |
ハイエンド |
512 |
6.14.11.9745 |
合格 |
Asus Geforce 8800 GTX |
ハイエンド |
768 |
6.14.11.9745 |
合格 |
ATIカードで知られている問題は、多くの古いドライバーでクラッシュする事でしたが、最近のドライバーは使用に問題ありません。
検証結果 - Windows 7 (64ビット)
Nvidia Quadro FXカード
以下のビデオカードは、Windows 7 (64ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
FX 580 |
ミドルレンジ |
512 |
8.16.11.9759 |
合格 |
FX 1700 |
ミドルレンジ |
512 |
8.16.11.9759 |
合格 |
FX 1800 |
ハイエンド |
768 |
8.16.11.9759 |
合格 |
FX 3700 |
ミドルレンジ |
512 |
8.16.11.9759 |
合格 |
FX 3800 |
ハイエンド |
1024 |
8.16.11.9759 |
合格 |
FX 4600 |
ハイエンド |
768 |
8.16.11.9759 |
合格 |
FX 4800 |
ハイエンド |
1536 |
8.16.11.9759 |
合格 |
Nvidia Quadroカード (Fermiシリーズ)
以下のビデオカードは、Windows 7 (64ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
600 |
ハイエンド |
1024 |
6.14.12.5957 |
合格 |
2000 |
ハイエンド |
1024 |
6.14.12.5957 |
エラー#1 |
4000 |
ハイエンド |
2048 |
6.14.12.5957 |
合格 |
5000 |
ハイエンド |
2560 |
6.14.12.5957 |
合格 |
ATI FireGLカード
以下のビデオカードは、Windows 7 (64ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
V 3600 |
ミドルレンジ |
256 |
8.723.0 |
合格 |
V 5600 |
ミドルレンジ |
512 |
8.723.0 |
合格 |
ゲーム用カード
一部のゲーム用ビデオカードを、Windows 7 (64ビット)のArchiCAD 14で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
Asus Geforce 8600 GT |
ハイエンド |
512 |
8.16.11.9745 |
合格 |
Asus Geforce 8800 GT |
ハイエンド |
512 |
8.16.11.9745 |
合格 |
Asus Geforce 8800 GTX |
ハイエンド |
768 |
8.16.11.9745 |
合格 |
エラー解説
Nvidiaカード関連のエラーメッセージ:
- エラー#1: 2画面モニターで参照の回転に問題がある
Virtual Building Explorer 2のビデオカード検証
検証結果 - Windows 7 (64ビット)
Nvidia Quadro FXカード
以下のビデオカードは、Windows 7 (64ビット)のVBE 2で検証:
製品 |
レンジ |
ビデオRAM |
ドライバ |
注記 |
FX 580 |
ミドルレンジ |
512 |
8.16.11.9759 |
検証中 |
FX 1700 |
ミドルレンジ |
512 |
8.16.11.9759 |
検証中 |
FX 1800 |
ハイエンド |
768 |
8.16.11.9759 |
検証中 |
FX 3700 |
ミドルレンジ |
512 |
8.16.11.9759 |
検証中 |
FX 3800 |
ハイエンド |
1024 |
8.16.11.9759 |
検証中 |
FX 4600 |
ハイエンド |
768 |
8.16.11.9759 |
検証中 |
FX 4800 |
ハイエンド |
1536 |
8.16.11.9759 |
検証中 |
以下は、ビデオカード検証用のテストファイルです。
ArchiCAD14_GraphicsCardTest.pla
