チームワークプロジェクトデータ管理

目次

  1. チームワークプロジェクトデータ管理
  2. チームワークプロジェクトのデータ保護
  3. データ破損への対応策
    1. データベースのコールドバックアップ
    2. クライアントからアーカーイブしてバックアップ
    3. クライアントから保存してバックアップ
    4. BIMサーバーからプロジェクトを出力してバックアップ
    5. BIMサーバーのプロジェクトバックアップ機能を使用
    6. 自動保存の復元
  4. データ管理に関する知っておくべきこと
    1. バックアップを検証するべきですか?
    2. プロジェクトを保存すれば、後で開ける事が保証されますか?
    3. 一度やめた設計構想に戻ったり、他の設計で利用するために、プロジェクトの現状を別途保存しておきたいと思います。どうすればいいですか?
    4. 凍結したプロジェクトをBIMサーバーに残しておいてもかまいませんか?BIMサーバーにアーカイブするべきですか?
    5. 納期日が近づくとデータ破損の発生率が高くなりますか?
    6. 1つのサーバーから別のサーバーにチームワークデータを移行するにはどうすればいいですか?
    7. チームワークデータをバックアップする必要はありますか?
    8. テーブ/DVDに保存したプロジェクトバックアップを、BIMサーバーの実際のプロジェクトバックアップフォルダにコピーして使用できますか?
    9. 共有したプロジェクトからデータを復元する緊急手段が必要なのですが。
    10. バックアップソフトウェアで使用するポート10000が、BIMサーバーによって取得されています。

チームワークプロジェクトのデータ保護

検討理由

企業においてデータ破損が発生する事は避けられない事実と言えます。様々な原因が考えられます:

損失の影響はデータを置換するのに必要なコストと時間によって測らることができます。重要な納期前には時間がないので、損失がより重大なものとなります。バックアップの精度と復元の速さは緊急事態に十分なものでしょうか?

データ破損への対応策

データ損失への各対策はユーザーにとって不便なものです。ハードウェアとメディアの費用がかかります。同様に、復元の時間は発生しているデータ損失と稼働しているデータ保護システムの精度に依存しています。データ保護手法は、リスクマネジメントの一環と考えてください。失ってもかまわないものはありますか?グループはどのように作業していますか?データ復元の速さはどれぐらいが必要とされますか?最も緩和したいリスクは何ですか?例えで言えば、2つの建物を行き来する方法はいくつもあります。鉄骨梁や綱で渡る場合には、安全マットを準備するべきでしょうか?歩道橋で渡るには、手摺で良いでしょうか?他の建物に歩道で渡る場合には、防弾チョッキが必要でしょうか?予想されるリスク、最悪の場合から保護するための安全対策のレベルは何でしょうか?

必要な対策に応じて、以下のツールを利用できます:


データベースのコールドバックアップ

解説

プロジェクト、ユーザー、ライブラリ、必要に応じてリンクしたファイルを含むBIMサーバー全体のバックアップです。BIMサーバーが問題なく稼働する事を保証する唯一のバックアップ方法です。

利点

欠点

バックアップの流れ

データベースのコールドバックアップは、最悪のクラッシュから復元できます。別の場所でデータを保管する事が適切です。復元する対象となるコンピューターは、元のBIMサーバーコンピューターとは別のものでかまいませんが、一部の設定を同じにする必要があります:

バックアップ方法の主な手順:

必要なバックアップフォルダー

BIMサーバーデータを復元できるようにするには、以下のフォルダーをバックアップとして保存してください。BIMサーバーインストレーションの他のファイルやフォルダは、復元には使用できません。古いインストレーションをリロードしても機能しません。

推奨するバックアップフォルダー

データベースのコールドバックアップで、以下のフォルダーも検討してください(このフォルダーがBIMサーバーコンピューターにあることが条件です)。

OS別の手順

OSX

以下のコマンドは、管理者権限で、可能であればcronスクリプトで実行してください。

Windows

以下のコマンドは、管理者権限で、可能であればスケジュールタスクの中で実行してください。

{i} SCに関する注記

  1. [スタート]ボタンをクリックして[ファイル名を指定して実行]をクリックし、「regedit」と入力して[OK]をクリックします。
  2. [レジストリエディタ]で、[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control]というレジストリサブキーをクリックします。

  3. 詳細パネルで[ServicesPipeTimeout]エントリを探し、右クリックして[編集]を選択します。

  4. 注記: [ServicesPipeTimeout]エントリがない場合、[編集]メニューから[新規作成]を選択して作成し、[DWORD]値として[ServicesPipeTimeout]を入力して[Enter]をクリックします。

  5. [Decimal]をクリックして、新しいタイムアウト値をミリ秒で入力し(20分 = 1200000)、[OK]をクリックします。
  6. コンピューターを再起動します。

バックアップからの復元手順

  1. 復元マシンの全てのバックアップフォルダーの階層は、元のマシンと同じです(例えば、以前のインストレーションのプロジェクトおよび添付フォルダーがデフォルト保存先にない場合、フォルダがあった場所への階層が存在する事を確認してください)。
  2. 復元マシンの認証されたドメイン名は、元のインストレーションのもとの同じです。
  3. ユーザーがBIMサーバーにアクセスするために認証されたドメイン名のみを使用しており、IPアドレスやIPアドレスを参照したカスタム名は使用したことがない場合、復元マシンと元のBIMサーバーコンピューターで同じIPアドレスである必要はありません。
  4. BIMサーバーをインストールします。
  5. BIMサーバーを停止します。
  6. インストールで作成されている場合、[Projects]フォルダーを削除します。
  7. インストールで作成されている場合、[Attachments]フォルダーを削除します。
  8. [TeamworkMessagingServer/conf]フォルダーを削除します。
  9. [TeamworkServer/Config]フォルダーを削除します。
  10. バックアップの[Projects]をインストールされた[Projects]フォルダーのあった場所にコピーします。
  11. バックアップの[Attachments]をインストールされた[Attachments]フォルダーのあった場所にコピーします。
  12. バックアップの[conf]をインストールされた[TeamworkMessagingServer/conf]フォルダーのあった場所にコピーします。
  13. バックアップの[Config]をインストールされた[TeamworkServer/Config]フォルダーのあった場所にコピーします。
  14. システムを再起動します(この作業を行わないと、BIMサーバー認証が失敗します)。
  15. 全てのクライアントArchiCADがプロジェクトから強制退出させられています。各クライアントには、サーバーからバックアップされたものより新しいデータが入っているはずです。クライアントはデータをPLNに保存して、BIMサーバーバージョンと比較し、失われたデータを再度追加する必要があります。


クライアントからアーカーイブしてバックアップ

解説

利点

欠点

バックアップ方法


クライアントから保存してバックアップ

解説

利点

欠点

バックアップ方法


BIMサーバーからプロジェクトを出力してバックアップ

解説

利点

欠点

バックアップ方法


BIMサーバーのプロジェクトバックアップ機能を使用

解説

利点

欠点

バックアップ方法


自動保存の復元

解説

利点

欠点

バックアップ方法

データ管理に関する知っておくべきこと

バックアップを検証するべきですか?

はい!バックアップは読み込み可能でしょうか?プロジェクトは全て含まれているでしょうか?小さな問題から大きな問題まで、どの程度の速さで復元できるでしょうか?

データベースのコールドバックアップから復元までの手順を検証して、漏れがない事を確認してください。全てのフォルダーを保存している事を確認してください。バックアップスクリプトが正しく実行されている事を確認してください。検証マシンで完全に復元できる事を確認してください。データベースのコールドバックアップを完全に検証するには、検証マシンのDNSを修正してBIMサーバーを再現し、BIMサーバーをオフラインにしてください。検証用にDNSサーバーを修正した場合、DNSキャッシュを消去してください。Macでは、ターミナルプロンプトでホスト名を入力した際に、元のBIMサーバーDNSが返ってくる事を確認してください。バックアップ検証マシンにBIMサーバーをインストール中に、提供されるマシン名はもとのBIMサーバー名でなければなりません。検証マシン名が元のBIMサーバーのDNS名でない場合、DNSサーバー修正が正しく認識されておらず、検証復元が失敗する可能性が高くなります。

プロジェクトを保存すれば、後で開ける事が保証されますか?

いいえ。もちろんほとんどの場合にプロジェクトを後で読み込み事はできます。ただし、プロジェクトが間違いなく読み込める事を確認するには、一度閉じてから再度開いてください。

一度やめた設計構想に戻ったり、他の設計で利用するために、プロジェクトの現状を別途保存しておきたいと思います。どうすればいいですか?

様々な方法がありますが、2つのバックアップ方法を推奨します:

クライアントから保存した場合、プロジェクトで使用しているライブラリも別途保存する事は賢明です。これにより、後で単独プロジェクトとして開いたり再共有できる小さなパッケージとなります。

検討する他の2つのツールとして、プロジェクトバックアップを別途保存する事や、チームワークプロジェクトエクスポートする方法もあります。

凍結したプロジェクトをBIMサーバーに残しておいてもかまいませんか?BIMサーバーにアーカイブするべきですか?

この作業によりBIMサーバーが遅くなる事はありませんが、プロジェクトリストで探す事が難しくなり、データベースのコールドバックアップの作業が長くなります。問題が発生した場合にも、データベースのコールドバックアップからの復元に時間がかかります。

多くのユーザーは、BIMサーバーを稼働しているプロジェクト用にしていますが、この選択にはいくつかの決定要因があります。例えば、休止ファイルをスキップし変更のみをバックアップすれば、作業時間は短くなります。サーバーのバックアップは最適化できますが、復元は置き換えが必要な全てのファイルのサイズに依存する事にご注意ください。また、プロジェクトをオフラインにする場合、BIMサーバーで共有化してリンクするのにかかる時間も検討してください。

納期日が近づくとデータ破損の発生率が高くなりますか?

残念な宿命として、納期日が近づくとデータ破損の可能性が高くなります。マーフィーの法則によると、特別なプログラムが納期前にユーザーの緊張度を感知し、意図的にデータを破壊するという説があります。実際には、心理的に一番複雑なものを最後に残す傾向があります。締め切り前の最後の追い込みは、とかく慌ただしく無茶な場合もあります。多数の人が更新/発行、バーチャルシーンの作成、頻繁な訂正を行うと、ハードウェア、ソフトウェア、として人間の心理が限界に追い込まれ、データ破損が発生しやすい環境となります。

1つのサーバーから別のサーバーにチームワークデータを移行するにはどうすればいいですか?

チームワークデータをバックアップする必要はありますか?

チームワークデータは、ライブラリを含むローカルプロジェクトデータが保存されている場所にあります。

XP:

MAC:

このフォルダのほとんどはサーバーにあるデータのコピーなのでバックアップする必要はありません。ユーザーから見たこのフォルダとサーバーのデータの相違点は、送信されていないプロジェクトへの変更です。あるコンピューターで参加したプロジェクトに行った全ての修正が送信されていれば(このコンピューターを使う全てのユーザーのもの)、このフォルダーを削除しても問題ありません。新しいライブラリがコンピューターにダウンロードされ他のものが必要なくなると、時間とともに[TW Data]は大きくなります。[TW Data]に保存するものに影響するローカルライブラリ管理機能は現在ありません。そのため、サイズがマシンの操作に影響する場合、CADマネージャーは定期的に[TW Data]を空にすることをお勧めします。安全を期して、CADマネージャーはこの作業を行う前にコンピューターを使用している全てのユーザーがチームワークプロジェクトから退出している事を確認してください。

テーブ/DVDに保存したプロジェクトバックアップを、BIMサーバーの実際のプロジェクトバックアップフォルダにコピーして使用できますか?

プロジェクトバックアップはプロジェクトの下のフォルダーに保存されており、[/プロジェクト名- 24B02C07-E699-364D-9AFB-985E7AB8AB56/Backups/2009.12.18 13-08 プロジェクトバージョン – プロジェクト名.backup]という形式になっています(コード番号とGUIDは異なります)。

バックアップメディアの[*.backup]ファイルを、実際のプロジェクトのバックアップフォルダーにコピーして、ロールバックする事ができます。注意する点として、バックアップファイルでプロジェクトを上書きしてしまう事もできてしまいます。

例えば、BIMサーバーで共有されている検証用バックアッププロジェクト「B」があるとします。 [*.backup]ファイルをメディアから[Teamworkserver/Projects/B-619F596E-8073-4887-A534-7A7AC544E628/Backups]にコピーします(コード番号は例です)。この作業を行う際に、サーバーを終了する必要はありません。

BIMサーバーで、「B」をバックアップメディアから取得した[*.backup]にロールパックし、新しいプロジェクトの作成を選択します。 その後、「B」に参加します。

「B」は、バックアップメディアから取得したプロジェクトとなります。

もちろん、[*.backup]を元のプロジェクトフォルダーにコピーする事もできます。実際のプロジェクトで行う前に、必ず検証してください。

共有したプロジェクトからデータを復元する緊急手段が必要なのですが。

一般に見落とされがちな方法は、チームワークグループのクライアントから最新の状態をPLNにして別途保存する方法があります。

  1. [/Users/[ユーザー名]/Library/Application Support/Graphisoft/TW Data]フォルダーを開き、「MyHouse342617386」というようなプロジェクト名と数字の入ったフォルダーを探します。現在のユーザーがプロジェクトの作業をした場合、このフォルダーが作成されます。このフォルダーをバックアップし、それ以上のデータ損失を防ぎます。このフォルダーは移動しないで、安全な場所にそのコピーを作成してください。

  2. ArchiCADを起動し、ArchiCAD上で[開く]→[プロジェクトに参加]コマンドを選択します。
  3. [チームワークプロジェクトを開く]ダイアログの[BIMサーバーを選択]で、[利用可能な全てのBIMサーバー]オプションを開きます。これによりローカルキャッシュ内のプロジェクトがリストされます。赤い家のアイコンで表示され、送信されていない変更があることが分かります。
  4. このプロジェクトを開き、PLNとして保存して、それ以上のデータ損失を防ぎます。
  5. 変更を送信します。
  6. 変更が送信できなければ、PLNからデータを復元できます。PLNを再度共有するか、プロジェクトに再度参加してPLNからチームワークファイルにデータをコピーします。

バックアップソフトウェアで使用するポート10000が、BIMサーバーによって取得されています。

BIMサーバーは、インタープロセスコミュニケーション用に新しいポートが必要な場合に、ポート10000を使用している可能性があります。特定の番号のポートを使用する事は必要ありませんので、BIMサーバーはダイナミックに使われているポートをスキップして空きポートを検索します。

beremoteなどのバックアップシステムを使用している場合(ポート10000は定番です)、以下の提案があります:

beremoteサーバーは変更できます。 http://seer.entsupport.symantec.com/docs/255498.htm (英文)をご覧下さい。

さらに、BIMサーバーを操作して、BIMサーバーのモデルサービスポートを変更して10000以上のポートを検索するか、10000を必要とするソフトウェアが確保するまでBIMサーバーの起動を遅くできます。

チームワーク/バックアップ (最終更新日時 2010-02-08 06:05:06 更新者 KazuoHamaji)